FC2ブログ

多事漕論

大阪市立大学ボート部 公式ブログ ~from漕手andCOXandマネin桜ノ宮~

きっかけ

ボートの日誌

4回生漕手の中嶌です。

最近の色んな思いをそのまま書きだしてみたら全くまとまりがなく、長くなってしまいましたがよろしければお付き合いください。

少し前の話になりますが神戸戦、西日本選手権が終わりました。結果は皆さんご存知の通りです。
決して納得のいく結果とはなりませんでしたが、僕自身ボート部に入って初めてのメダルを貰うことが出来ました。
メダルの色や試合の内容などまだまだ満足出来たものではないですが、それでも初メダル。嬉しすぎて噛むどころか丸のみしてしまいました。(やらされただけです)

西日本選手権後の2000t.t.が終わり、同じ機械工学科の同期の林が院試勉強のために漕手を降りました。
正直、めちゃくちゃ寂しいです。
朝練→学校→晩練と毎日ずっと一緒にいて、同期内でも特に同じクルーになることが多く、何度もエルゴで競い合ってきた仲間です。もっと一緒に漕ぎたいというのが本心ですが、本人が決めたことならもう何も言わないです。お疲れさま。

ちょっとブルーな気持ちでいた僕に何人かが言いました。
「中嶌さんは大丈夫なんですか?」
実は僕も大学院に進学しようとしています。就活してます的な事を昔書きましたが、色々ありまして進学したいと思いました。

そんなこと、言われなくても自分が一番思っています。
大丈夫じゃない。
勉強しなくちゃいけない。
ボート漕いでる場合じゃない。
分かっていますが何故か今も僕はボートを漕いで、ボート部のことばかり考えています。

ほんとにバカだなと自分でも思います。
「院試厳しいやろ」同じ研究室の先輩方やその他色んな人から言われます、仰る通りです。
ですがそんなの知ったこっちゃないです。
だって今、毎日が楽しくて楽しくて仕方がないから。

練習であれこれ試して上手くいったこと
中嶌さん!エルゴ見てください!と1回生が元気に声をかけてくれること
敬意の欠片も感じさせない後輩とのやりとり
全部全部が楽しくて、嬉しくて、眩しくて、時には少ししんどくて、こんなに充実した毎日を送れているのは多分人生で初めてです。

今が特別楽しいと感じるのは、きっと今までがそうじゃなかったからなんでしょう。
僕は1回生から3回生まで、負けて、負けて、負け続けてきました。それも見るに耐えない様な負け方で。ボートが嫌になった回数なんて手と足の指全部使っても数えきれないです。

「ボートは後ろ向きに進むから、勝ってる方が相手の背中を見て漕げるねんで!」
新歓で偉そうに新入生にそう言いますが、実際に相手の背中を見てゴールラインを通過した試合なんていくつあったでしょうか。
僕は決してボートが好きではなかったです。

そんな思いが晴れたのが前回の朝日レガッタでした。決勝の日の朝のことは今もハッキリ覚えています。

2回生の時はフォアで惨敗し、3回生の時はエイトで準決勝で敗退し、憧れ眺めるだけだった朝日の決勝、その場に自分が立つのか。
そう思うと喜びでもなく、不安でもなく、緊張でもない、漫画の世界に飛び込んだかのような感情に襲われて朝の4時頃に目覚めてしまい、そこからずっと寝ることが出来ずにゴロゴロしていました。

決勝で僅差で負けた時皆が悔しさを声に出す中、僕1人だけが1つの夢から覚めたかのように、ただただ呆然としていました。
レースで勝負が出来るってめちゃくちゃ楽しいな、試合直後はそんな思いでいっぱいでした。

その後の神戸戦、あと少し追いつけず、一瞬先にゴールした相手の歓喜の声、思うような漕ぎが出来ずに悔しい思いをしました。
西日本選手権では岡山大と1000m地点まで横並びの展開。そこから相手の姿が見えなくなり、力の差を痛感したこと。
悔しかったですが、勝負をするということはたまらなく楽しいと思いました。

もっと早くから何度もこの楽しさを味わっていたら、もしくは今まで知ることが出来ていなかったら、きっと今頃僕は毎日勉強尽くしの日々を送っていたんでしょう。
ですが知るタイミングが悪すぎました。笑
もう一度、皆とあの気持ちを味わいたい。
出来ればもっと、大きなものを。
そう思う自分を抑えることが出来ないです。



決心のきっかけは理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる



これは僕の大好きな曲の1フレーズです。
この曲に出会えたのもボート部の先輩のおかげなんですよね。
聴いていると今の自分に向かって言われているような気がしてなりません。
僕のボート部生活最後の選択は理屈通りにではなく、自分の気持ちに正直に行こうと決めました。

次の関西選手権、そこが僕のラストレースです。ここで出会えた最高の仲間と、最後のレースを、最高の結果で終われるように。
今はただひたすらに、自分の大好きなボートを楽しむまでです。

院試はまぁ、なんとかなるでしょう。笑
僕以外全員前日に腹を壊すことを祈るのみ。
もし落ちても1年間ゲームをして全国各地のイベントにも行けて自由に遊べると思えばバラ色です。
普段は保守的な思考の僕ですが、この2ヶ月には来年丸々賭けてやる価値があると信じているから、心の底からそう思えます。

実は僕の多事漕論更新日はもう少し後のはずだったんですが、内心勉強に専念したいと思う微かな気持ちにけじめをつけるために杉崎に頼んで早めてもらいました。笑
この場で言ってしまったからにはもう引き返せません。

勝つ為に、残された時間を全力で。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
スポンサーサイト



 

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

PrevEntry |  to Blog Top  | NextEntry

大阪市立大学ボート部 公式ブログ ~from漕手andCOXandマネin桜ノ宮~

カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
 

Copyright ©多事漕論. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha. Photo by sozai-free 2000px.