FC2ブログ

多事漕論

大阪市立大学ボート部 公式ブログ ~from漕手andCOXandマネin桜ノ宮~

優勝しました!!!

ボートの日誌

※長文


こんばんは!久しぶりの日曜日の更新です。2回生の伊藤友紀子です。

関西秋季学生選手権(11/4〜6)(通称:加古川レガッタ)が兵庫県の加古川で行われまして、
私は新人女子舵手付きクオドルプル(舵取りの選手一人と、漕手が四人の、五人乗りの船)のバウ(一番後ろの座席)で漕いでいました。

最終日まで残ることができ、結果は優勝でした。

フィニッシュラインを越えて1位を確信したときは、水中やレートを一度も落とさずに漕ぎ切った漕手の松田、岩間、生田、一回生への敬意と、
このレースがラストレースだったCOXの四回生、馬場さんの有終の美を飾ることができた喜びと、
私たちが乗った誉を優勝艇にできた誇らしさと、
漕手を常日頃から支え続けてくれているマネージャーの皆さん方の頑張りに、やっとやっとやっと報うことができた嬉しさと、毎回の練習を間接的に直接的に見守り、自分たちでは分からないことをたくさん教えてくれて選手を勝たせるためにはどうすればよいのかを考え続けてくれた、今井コーチの指導力に箔をつける事ができた安堵感と、途中で生田と交代した浅原の想いに応えることができたしんみりした気持ちと、コーチ陣の期待通りの結果を出すことができて愉快な気持ちになったり、OBOGの方々に今からの市大も伸び続けそうだね、と思っていただけるような成果を上げられたことの嬉しさ、

等、たくさん気持ちが溢れ出しました。
皆さん応援ありがとうございました!

試合ハイライト書こうかな?
うん、書こうかな!未来の新人たち、これを読んで君も優勝!


まず、加古川遠征は水曜日からでした。加古川近くの公民館を宿舎としてお借りして遠征生活の始まりです。温泉が近くにありまして、みとろ荘という名前です。入湯料500円で露天風呂、洞窟風呂、寝転び風呂、サウナ、冷たい源泉の湯、色々なお風呂に入ることができて大満足です!遠征中は毎日みとろ荘にお世話になりました。本当にリラックスできた!

木曜日は試合前日ということで、午前は加古川を試合通りにスタートからゴールまで漕ぎました。で、午後はスーパーに行きました!加古川遠征恒例、マルアイです。これを見ているOBOGの方々は、マルアイには必ずお世話になっているはずです(笑)。パンやデザートが55円プラス税、大阪でこんなお値段見たことない!嬉々として食料を買い込みました。

あれ?試合関係なくね?


とまぁ、そんなこんなで試合当日。
1日目!

No.35 NW4x+
13:10 蹴り出し
14:10 発艇

2 神戸大学A
3 滋賀大学経済学部C
4 大阪市立大学A

個人的な話ですが、↑の文面を見るだけでドキドキしてきます…。試合終わったのに今から試合な気分になりますね。ドキドキ…。

組み合わせは10月の中旬には発表されていました。1回生ズが神戸に勝てるかな、勝てるかな、と、ずっと不安そうだったのが印象的です。対する私は絶対勝てると根拠ある自信で挑んだわけなのですが、

いざ、試合となると、神戸大学Aと宿敵のごとく競ることとなります!!神戸大学Aと共に歩んだ加古川レガッタと言って過言ではない。予選、準決勝、決勝を同じ組で競い合った方々です。戦友になれそう。最終日余裕あれば挨拶に伺いたかったな。強風で試合が押して帰りの時間も押したから時間が無かった…。


一日目の予選。神戸大学Aと一艇身弱…その間合いが1500m地点までずっと続くわけです。
ミスしたら刺される、水中落ちたら刺される、レート落としたら刺される。私は、必死に逃げ切ろうとしたレースだったと思います。直後にそんなこと言うのは士気を下げるから言えなかったてますが、まぁ、今だから言えること…。

スパートでなんとか引き離しましてゴールしましたが、いつものクセでもう腕力みまくり肩の力入りまくりで、ダブルスパートの高レートで腕が死ぬかと思った。その後総合1位のタイムと聞いて、予想はしていたけどやっぱり誉って速いんだ、この1回生ズすごいな、と誇らしかったです。去年よりゴールが手前に来ていたかもしれませんので、目標タイムが当てにならなくなったのが切ないですが。目標タイムを軽く上回る結果でした。

と、1日目はこんな感じ。
2日目!

No.88 NW4x+
1 滋賀大学教育学部 快
2 大阪大学 天遊
3 大阪市立大学A
4 神戸大学A

神戸大学Aさん、こんちゃーっす。また、また、お会いしましたね…。敗者復活戦を余裕で一位突破した神戸大学Aさん。彼らの敗者復活戦を500mの橋の上から見ていると、整調の4回生の方が余裕そうに掛け声をかけているのを見て、ヤバいこの上回生強い…、と思った記憶があります。試合中に余裕な声を出せるだけで、自分よりはるかに上だなと思えます。スタートを終えてからバテているときに声出せるのは本当すごいです。私は試合中に声なんてほぼほぼ出せないです。多分1試合で1回声出せたら良い方。それくらい余裕がないです。

やっぱり、1回生がすごいから誉は速いんだなと改めて思いました。

神戸大学Aさん。準決勝で誉とガチ競りします。

スタートで離したと思ったら、1000〜1500、地獄からの使者のように後ろから追いかけてきます。しかも神戸大学Aの1回生、悲鳴上げながら水中爆上げしてきます。怖い、正直怖いぃ!!なんで敗者復活戦越えてきたクルーがこんな体力あるんだよ!?なんでこんな追い詰められているんだ!?1500m地点のタイム的には僅かに負けていました、誉!後から振り返っても、あの場面は気持ちがしぼみかけていたというのが漕手の感想でした。

ビビる誉クルー!しかしそこには、神から勝利の天啓を得た我らが天使、COX馬場さんが乗っておられた!!

「トリプルスパート行こう!…さぁ行こう!」

スパートというのは、残り300m〜200mで水中(船に伝わるパワー)を上げます。ダブルスパートというのは、最後の残り10本ほどを上げます。トリプルスパートは、お前らここで出せば勝てるから耐えて、上げろ、上げろ、上げろ!!!みたいなコールです。

去年の馬場さんもトリプルスパート入れてくださりました。去年同様死にかけました。スパートで競り勝ちました。準決勝の勝利は純粋に馬場さんのおかげです。COXって本当に大事なんだと痛感しました。心が弱くなってしまった漕手に勝ちを運んでくれる存在。言うなれば最後の切り札。馬場さんは名COXです。去年もトリプルスパートで勝てました。今年もトリプルスパートで勝てました。フィニッシュライン越えた直後に1回生ズが、馬場さんスパート入れるの早い!!トリプルスパートって何!!!みたいなことを少しキレ気味で叫んでいたことは記憶に新しいです。その後1回生ズは馬場さんに大感謝していましたので、COXの方々はトリプルスパートを恐れずに入れて欲しいですね。ぜひ。ええ…。

で、また総合1位獲得できました。明日は決勝です。1日目2日目総合1位ということは、優勝間違いなしと客観的に見れば思える順位です。正直、こんな展開初めてだったので私はどんな気持ちでいたらいいのか分からなくて、不安しかありませんでした。決勝。心が弱くなってしまったらどうしよう。約7分半、私は心を強く保てるか。具体的には、一瞬でも他のクルーに水中を甘えてしまわないか?競っている船に先を越されてもいいと思ってしまわないか?
考えようとしなくても考えてしまう。
人間誰しも苦しいことから逃げたいから考えてしまう。
優勝が掴み取れる位置にいるのに、試合中の息苦しさ、後ろから追い立てられる恐怖感、ミスしてはいけないプレッシャー、自分に負けてしまうかもしれない不安、もう本当に怖すぎて優勝を諦めてしまいそうになる。
狙うは金、狙うは金、優勝、優勝、優勝…。絶対とる絶対とる絶対とると、自己暗示のように前日の晩は自分に言い聞かせました。銀でもいいじゃんとか思ってしまった瞬間に、明日の試合中に諦めてしまいそうだったから。

次の日の朝。朝ごはんが喉を通らない感覚を1年ぶりに思い出しました。やばい食べられへん緊張してるな自分、と冷静な自分が落ち着け落ち着けというけど胸が詰まった感じが取れませんでした。

食卓の左斜め前でオールブランにヨーグルトをかけてもぐもぐ食べている小玉がいました。この余りどうしましょう、食べ切ってもいいんですけど、とか、これだけじゃ足りないんですよね、とか昨日お菓子食べ過ぎたからちょっと少なめにしているんです、とか細身なのに結構大食らいな彼女とふつーな会話をしていると、胸の詰まっている感じが取れていきました。右斜め前には3回女マネの生田さんが座っていて、普段は牛乳で食べてるでとか聞いたり、当たり見回してみるとフルグラヨーグルト食べているマネさんばっかだとか思ったり、そんなマネさんの普段通りの光景に心が安らぎました。

何緊張してたんだろ、と自分でも笑えるくらい緊張が取れました。マネさんは普段の部活では漕手を支え続けてくれる存在であり、試合のときは乱れた心を普段通りにチューニングしてくれる存在で、本当に必要な存在だと改めて実感しました。

その後は、緊張して、しょっちゅうあーーーと言う岩間の不安そうな顔を見て去年を思い出していたり、生田がスマホアプリで脈拍を測り、今自分の脈拍90っすよめっちゃ緊張してるみたいなことをそーかそーかと聞いたり(ちなみに自分の脈拍はもっと低かった)、ピンロー(市大女子の試合用ロースー。とにかく目立つことだけが取り柄)を出発40分前くらいに着てぽけーっとしている松田を眺めたりしながら、最近遠くまで行く気にならないの、など発言して精神的に老化中の馬場氏がCOX計量にいくのを見送りました。

1回生ズは、
試合前の儀式と化した新歓PV鑑賞を済ませ(個人的には士気が高まるというよりかはこのPVをつくってくれた人(退部)を思い出してしみじみしてた)、
宿舎前のブランコの上で大声であーーーと叫びながらこぎ(ちなみに私は公園についてきた保護者目線で入口から見てた)、
会場へ。

行くと、たくさんの人が応援に来てくれていました!来てくださり、本当にありがとうございました!!

試合は風のためスタートが遅くなったり、沈する船が出たりで、最終的に1時間遅れくらいで発艇でした。


決勝。

No.106 NW4x+

1 岡山大学「高島」
2 神戸大学A
3 大阪市立大学A
4 神戸大学B


ストサイ(右側)からの風、なおかつ逆流。
来た、我々のターン!!
ちょっとストサイに傾きがちな船なので、良い感じに立ちました。逆流なので一本一本水をつかむことができて私の得意な状況でした。

意外にも神戸大学Bと競る状況に。神戸大学Aはスタートで引き離すことができました。Bとは1艇身弱引き離しているくらいでそのままでした。

心を終始強く保てました。
全員が1位を目指して全力でした。
正直1000mくらいで、あ、これ勝つわ。と思ってしまうほどに自信に満ち溢れた漕ぎでした。それでも油断しませんでした。

スパートで若干神戸大学Bに詰められたようでしたが終始1位のままゴール。

そして、この投稿の最初の感想に戻ります。


1回生から教えてもらったことは、妥協しない強さ。

練習中において一回生は一度も妥協しなかった。試合においては、メダルとったら焼肉おごると言う私に、いや、金ですよ!そこワンクッション置かないでください!と叱咤されました。急いで、金メダルなら焼肉おごるに変えました。1回生強い。色んな意味で。実は誉の目標は、銀メダル以上という心なしか弱気な目標でした。しかし、1位を取るにあたっては、絶対に、一つの隙もなく、攻めの姿勢でいなければ取ることができないんです!!

加古川レガッタを通して、自分を追い詰めることは心を強く保てる術なんだと、気づくことができました。試合のたびに心が弱くなってしまう自分を変えたいと思って、勝負に強くなるという目標を立てましたが、その目標を達成できたのは素晴らしい1回生達のおかげです。

付きクオでインカレ最終日!
私の次の目標です。
そのCOXは、私が3回生であれば現女子主将の福本さん、私が4回生であれば誉の整調の松田ですね!
スポンサーサイト



 

コメント

コメントを投稿


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL

PrevEntry |  to Blog Top  | NextEntry

大阪市立大学ボート部 公式ブログ ~from漕手andCOXandマネin桜ノ宮~

カレンダー
03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
 

Copyright ©多事漕論. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha. Photo by sozai-free 2000px.