こんばんは!一回生漕手の松田です。
タイトルは好きな歌の歌詞から抜粋しました。
人は人、自分は自分。
自分と他の人とを同じように考えて比べることは決して出来ないという意味です。
とはいえ、体格や年齢など共通点がある者同士は比べられてしまうものです。
特にこうして同じ部活に所属して、目指している場所まで同じだと尚更に。
そうなると当然その比較対象に勝とうとしますよね。誰だって敗北は味わいたくありません。自分の目標を定めるのにもその対象が出した数値等が関わってくる。
そうして誰かをライバルとして設定し、競いながら頑張るというのも悪いことではないと思います。
具体的な数値も定めやすく、モチベーションも保ちやすいですし。
しかし、それでも人は人、自分は自分です。
たとえ同じ練習メニューを行っていても、同じ量のエッセンを食べていても、身体に及ぼす影響までもが完全に同じだなんてありえません。
それはこれまでの経験に加え、生まれもった体質であったり意識の差であったり。
同じくらい毎日頑張っていても、順調に記録が上がっていく人もいれば、なかなか伸び悩んでしまう人だっていると思うんです。
自分と同じくらいだったライバルがぐんぐん成長していく、自分も頑張っているはずなのに成果が出ない、目標がどんどん遠ざかっていってしまう……
自分の記録が順調に上がっている時には支障もないでしょうが、いつか壁にぶち当たってしまったその時。果たして今までのような他者を拠り所にしていた目標は目標としての意味を成してくれるのでしょうか。
そこで、比較対象とするのが昔の自分です!
自分は何があっても自分のまま。
つまるところ、自分の頑張りが同じように成長へと繋がるはずなのです。
数回でも小数点以下の秒数でも前回の記録を超えられるって、それって、とってもすごいことじゃないですか?
たとえどれだけ小さくともその成長の証はきっと輝かしい努力の賜物です。
「でも〇〇の方がすごいから」って、誰かと比べて落ち込んだり謙遜したりせずに、自分の成長を自分が1番喜んで褒めてあげるべきだと思います。
十分すごいですよ!ほんとに!
さて、漕手のことについて長々と書きましたが、今回の多事漕論のそもそものきっかけはマネージャーさんの言葉でした。
部活忙しいよね、大変だねと話していると、
「でも漕手のみんなに比べたら私は〜」
と言われました。私の周りのマネージャーさんはこう言って謙遜する人が多いんです。
漕手には漕手の、マネにはマネの忙しさ、大変さがあるんだから比べる必要なんてないんです!
もっと自分のすごさを自覚して認めてあげて欲しい……
と、思ったのですが少し照れくさくて口には出せず。
この場をお借りして文章にさせていただきました。
多事漕論っぽいことを書こうと頑張っていたら着地点を見失ってしまいましたので、これにて失礼致します。
これからも自分らしく頑張っていきます。
稚拙な文でしたがお読みいただきありがとうございました。
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